みちのく旅行記

みちのくです!仕事の休暇はよく旅してます!

オリキャラ、「カシオン」と「北星」の物語22

悩み続けるカシオン。
考えながらも家に向かっていった。

カシオン「ただいまー」
カシオンの母「おかえり、遅かったわね」
カシオン「うん、いろいろあってね…」
カシオンの母「そう」
カシオン「もう疲れたから寝るよ」
カシオンの母「分かったわ、おやすみ」
カシオン「おやすみなさい…」
そう言って自分の部屋に戻っていく。


バタン
カシオン「……」
カシオン(…北星)
カシオン(…やっぱり僕には無理だよ…)
諦めかけてた時、カシオンがある物を見つけた。
北星の映ってる写真だ。
カシオン「…そうえば、北星と会ってからどれくらい経つだろう…?」
カシオン(確か…最初に会った時は、寝台特急の車内だったハズ…)
カシオン(そして駅弁をあげたのがキッカケだった…)
コンコン!
カシオンの母「カシオン、ちょっといい?」
カシオン「ん?いいけど」
ガチャ
カシオンの母「あのね、会社から連絡が会ったのだけど、明後日には仕事に入ってほしいと言われたのよ」
カシオン「え?!それって…」
カシオンの母「明日の夜までに荷物をまとめておいてね」
バタン
カシオン「……」
カシオン(こんな時に…仕事が早まるなんてアリかよ…)
カシオン(…引っ越しがまさかの明日かぁ…)


次の日



カシオン「…結局、全然眠れなかった」
プルルルルルル
カシオンの携帯が鳴りだした。
カシオン「ん?誰だろう」
携帯を見て見ると、なんと北星からだった。
カシオン「!!!」
カシオン(……ごめん、北星!!)
ピッ
カシオンは着信を拒否した。
カシオン(今ここで北星と会ったら、絶対に引っ越しを止められる…)
カシオン(そうならない為にも…)
カシオンは携帯の電源まで切って、引っ越しの支度を始めた。



一方、北星の方は……


北星「何で…?」
北星「何で電話を切るの…!」
北星「私何か悪い事でもしたの…?!」
北星「カシオンを傷つけたの…?!」
北星「何なの……」ポロポロ
北星「何で電源まで切るのよ…」ポロポロ
北星「そんなに私に会いたくないの…」ポロポロ
北星「嫌よ…嫌…嫌…」ポロポロ
北星「嫌あぁぁぁぁ!!!!((泣」
北星は泣き続けた。
込み上げてくるのは悲しさ。
抑えたくても抑えれない。




夕方辺りになった。
北星はまだ泣いてるままだった。
その時…
プルルルルルル
北星の携帯が鳴りだした。
かかってきたのは、カシオンの母親だった。
北星は泣くのをやめて電話に出た。
北星「…もしもし?」
カシオンの母「あ!北星ちゃん?カシオンの母だけど」
北星「どうしたのですが…?」
カシオンの母「あ、その…しっかりお別れ出来たかと思って…」
北星「え…?お別れ…?」
北星「あ…あの、お別れってどう言う事ですか…?」
カシオンの母「え?何も聞いてないの」
北星「え?何をですか…?」
カシオンの母「カシオンから電話が来なかった?」
北星「いいえ…、と言うか、電源まで切っていて、出てくれないのです…」
カシオンの母「えぇ?!!」
カシオンの母「じゃあもしかして、北星ちゃんは何も知らないの?!」
北星「はい…、何かあったのですか?」
カシオンの母「実は……」
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カシオンの母「そう言う事なの…」
北星「…そ…そんなぁ…」
カシオンの母「北星ちゃん!」
北星「は…はい!!」

続く