その名はカシオンと北星、二人は幼い年ながらも会社で働き、家事などをしていた。
カシオンと北星に関する物語は過去のブログをご覧下さい。
この物語はフィクションで、登場人物は全て架空の人物です。
朝の6時、いつものように仕事に行くカシオン。
カシオンが働いている会社は、街の中の中小企業。
内容としては、それぞれの場所の観光などの旅行プランなどを制作している。
簡単に言えば、観光旅行会社に近い。
そこで働いているカシオンは、入社して1年の新人。
会社の社長のアランとは、寝台電車の車内で出会い、会社に招待したのであった。
本当の事を言うと、一目で気に入ったからただ会社に入って欲しかっただけとか言う噂が…。
アラン「ナレーション黙れ!」
さて、ではカシオンと北星を見て行きましょう。
カシオン「じゃあ行って来るね」
北星「今日は遅くなるの?」
カシオン「多分…また分かったら電話するよ」
北星「うん!きよつけてね」
カシオン「うん、行ってきまーす!」
以前の特別編では、博多へ遊びに来ていて、カシオンの仕事場もその博多にある。
一方の北星は、アルバイトで在来線での車内清掃の仕事をしていた。
時給950円で、結構お得なアルバイトである。
カシオンを見送った後、北星も支度をして鹿児島中央駅に向かうのであった。
では、まず北星の方から物語を進めていこう。
鹿児島中央駅 清掃員待機室
北星「お待たせしました!」
清掃員A「あら、おはよう」
清掃員B「今日も結構ギリギリだったわね」
北星「ごめんなさい、カシオンを見送るのに時間が掛かって…」
清掃員A「全然大丈夫よ、間に合えば私達は何も言わないわ」
清掃員B「それに、若い子はあなただけなのだから。私達はもう50を過ぎたおばちゃんだし、北星ちゃんには頑張ってもらわないと」
北星「はい、分かってます」
清掃員A「じゃあ、仕事に行くわよ」
北星「はい!」
一方のカシオンは、まだ新幹線の車内だった。
カシオンは、職場への通勤は新幹線で通う事になっている。
アナウンス「次は…熊本、熊本です」
カシオン「まだ博多まで時間があるね、どうせならみずほじゃなくて、つばめに乗った方が快適かもね」
車掌「ご乗車ありがとうございます。乗車券と指定券を拝見させてもらいます」
カシオン「あ、車掌さん」
車掌「お、これはこれはカシオンさん」
カシオン「いつも同じ常務なので毎日会いますよねw」
車掌「そうですね、今日も博多まで?」
カシオン「はい、そうです」
車掌「鹿児島から博多は遠いですよ、いっその事福岡に引っ越したらどうですか?」
カシオン「いやいや、北星が鹿児島中央駅で働いているし、今引っ越すのはちょっと無理ですよw」
車掌「そうですか、大変ですね」
カシオン「もう慣れた事なので大丈夫ですよ」
車掌「では、今日もお仕事頑張って下さいね」
カシオン「はい、車掌さんも」
カシオン達はここで一年間くらしているのだが、次回…カシオンがアランから大きな仕事を任せられる。
その仕事とは…。
つづく?