みちのく旅行記

みちのくです!仕事の休暇はよく旅してます!

祝福の七色道 第一章「時空間」

この物語は実際起こらない事が起こりますので、ご了承下さい。

時は戦国時代の天正8年、ここに豊臣家臣のある人物がいた。
その人は人一倍に弓が上手く、戦でも活躍し百発百中の称号をもらっている名のある人物だった。

豊臣秀吉「お主の活躍、あっぱれじゃったわ」
???「ありがとうございます」
豊臣秀吉「今後も期待しておるぞ」
???「はっ、お任せ下され」

城下町の外れ

ある人物は、町の外れに家を建てており、そこで暮らしているのである。
???「…(これで我にも豊臣に信頼されておるな)」
???「まだまだこれからじゃがな…」
その時であった。
突然目の前に大きな渦が現れ、家を飲み込んでしまったのであった。
???「な…何奴⁈」
急に現れたから、かなり慌ててたが、ある人物は弓を構えて矢で対抗した。
しかし、矢は渦の中へ飲み込まれて、自分も飲み込まれそうになっている。
渦の勢いはさらに強まり、ある人物を飲み込もうとしていた。
???「くっ!これしきの事で…!うわああぁぁぁ!!」
ついに渦に飲み込まれてしまった。
この突然現れた渦は、時空間への入口…つまり、この空間に飲み込まれてしまったら、生きて帰る事は出来ない。

時空間

???「…我は、死んだのか?」

辺りは暗闇で覆われて、遠くは見渡せない。

何とか生きているのだが、出口が見つからない。

???「どこにゆけば出られるのだ…」

その時だった。

突如目の前に小さな女の子が現れたのだ。

その子は光を放っていて、まるで天使のような姿だった。

???「お主…何者だ?」

???「私はサユキ…今はもう死んでこの姿だけど」

???「サユキ殿?死んでおられるのか⁈」

サユキ「そうよ」

サユキ「それより、助けてほしいの」

???「助けるですと?」

サユキ「えぇ」

サユキ「今この世界は、大きく歪んで崩れようとしている」

???「何⁈」

サユキ「このままだと、世界は崩壊して終焉を迎える事になるわ」

サユキ「そこで、あなたにも終焉を止めるために手伝ってほしいの」

???「我に?」

サユキ「もうあなたがこの空間に入った以上、出る事は不可能だわ」

サユキ「だから、私が出口を開いてあげる代わりに、終焉を止めて」

???「…本当に、出口を開いてくれるのか?」

サユキ「えぇ」

???「…承知した」

サユキ「じゃあ、出口を開くわ」

サユキは時空間に穴を開けて、出口を開いた。

サユキ「この穴を抜ければ、外の世界に出られるわ」

???「かたじけない」

サユキ「もう一つ言っておくわ」

サユキ「その穴の先はあなたがいた場所じゃないし、あなたはもう死んだ事になってるから、その穴を抜けた瞬間に姿が変わるわ、だからきよつけて」

???「姿が変わるだと…?」

サユキ「すぐに分かるわ、じゃあきよつけて」

そして穴を抜けて外へ出るのだが…。


4000年


4000年、いわゆる終焉を迎えたせかい。

各地では噴火や地震などで被害は深刻だった。

ある人物はそこに出てしまったのである。

???「な…何じゃここは…」

それだけではない、人物の姿も変わっていたのである。

ポケモンに…。

???「そして我のこの姿、何じゃこりゃ⁈」

その時、突如現れた巨大なモンスターが、ある人物へ襲いかかる。

モンスター「グオォォォォ‼」

???「な…何じゃこの怪物は⁈」

ドカーン‼

???「ぐわぁ‼」

モンスター「グワアァァァァ‼」

???「武器が無くては…戦えぬ、逃げるしかあるまい‼」

モンスターが襲ってくる中でとにかく逃げたが、崖に追い込まれて逃げられなくなった。

???「くっ!ここまでか‼」

その時だった。

突如目の前で辺りが光り、気づいたら青い髪の少年が立っていた。

いつもの通り、キウシである。

キウシ「君か、時空間に飛ばされた人は?」

???「お…お主は⁈」

キウシ「俺はキウシ、とにかくここから逃げるぞ」

しかし、モンスターがキウシに襲いかかる。

???「危ない!」

キウシ「問題ない、ギガバリア!」

そうすると、見えない壁がキウシを覆い、モンスターの攻撃を防いだ。

キウシ「雑魚に構ってられない、ギガビーム‼」

キウシは手から強い光を放つと、モンスターは形が無くなっていた。

???「あの怪物を…一瞬で…」

キウシ「時間が無い、俺について来てくれ」

???「どこにゆくつもりだ?」

キウシ「俺の基地だ」

???「基地?」

その人物はキウシを疑うようだったが、いつまでも危険な場所にいるつもりはないので、仕方が無くキウシについて行った。