みちのく旅行記

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祝福の七色道 第二章「時空警備隊」

2700年  時空警備隊本部

キウシを疑いながらも、一緒についてきた場所には、何と大きなびるが建っていた。

???「こ…これは何じゃ⁈」
キウシ「え?ビルだけど…」
???「びる…?」
キウシ「あ、そうか。別の時代にいたからビルを知らないのか」
???「???」
キウシ「とりあえず、中に入って」
恐る恐るビルの中に入ってみたら…。
キウシ「ただいま」
アラン「あ、お帰り」
ミカン「お帰り、キウシ!」
そこにはキウシを迎える為に待っていた人達がいた。

ここでキャラ紹介
ミカンはミライの妻で、時空警備隊の医療関係で働いている。
キウシとアランとは家族のような関係である。
しかし、今ミライは行方不明なのであった。

ミカン「あれ?その後ろの人はお客さん?」
キウシ「あぁ、時空間に巻き込まれた一人だ」
???「い…一体お主らは何者何じゃ⁈」
キウシ「俺たちは、時空警備隊。時代を飛び回り、事件を解決してるのさ」

それから数分後、ある人物はキウシ達に案内されて地下の相談室に連れていかれた。

時空警備隊本部  相談室

キウシ「…さて、話を聞きたいのだけど、まだ名前を聞いてなかったな」
???「お主はキウシ殿で良いのだな?」
キウシ「いや…あってるけど、いつの時代の言い方…」
キウシ「それで、あなたの名前は?」
???「我の名は…あれ?」
キウシ「ん?」
???「おかしい…以前までは、名前を覚えてたはずだ…」
キウシ「まさか…記憶喪失?」
アラン「それは無いと思うわ」
キウシ「え?」
アラン「あなたのその喋り方、間違い無くどこかの時代の人よね」
???「そうじゃが?」
アラン「あなたのその姿、そしてその喋り方…間違い無いわ。あなた、元々は人間ね」
キウシ「は⁈」
???「その通りだ、我は人間なのだが、気づいたらこの姿に…」
キウシ「と言う事は、時空間を抜けた時に、その姿で記憶喪失もしたのか…」
???「では、今は名が無いのか」
ミカン「じゃあ、新しく名前をつけたらどう?」
アラン「名前ねぇ…」
???「…」
ミカン「…「オーシャン」なんてどうかな?」
???「オーシャン…?」
ミカン「時に意味はないけど…青いから、ふと思いついたの」
???「オーシャンか…良い名だな」
キウシ「なら、オーシャンでいいのか」
???「あぁ、我は構わぬ」
キウシ「ではオーシャン、早速聞きたいのだが…あなたは西暦何年の時代にいたのだ?」
オーシャン「我はいた時代は天正7年」
アラン「戦国時代じゃないの⁈」
キウシ「どうりで言葉が古い訳だ、突っ込まなかったけどな」
オーシャン「我はあの妙な場所で、サユキと言う女に出会い、それで…」
アラン「ちょっと待って!今サユキと言ったわよね⁈」
オーシャン「そうじゃが?」
アラン「サユキは2年前に死んだのよ、なのに会えるなんて…」
オーシャン「本当もそう言っておった、それでサユキ殿にある事を頼まれたのじゃ」
キウシ「ある事とは?」
オーシャン「あの妙な場所から出す代わりに、時空の歪みを止めよと言われたのじゃ」
キウシ「時空の歪みだと?」
アラン「まさか、もう時空の崩壊は進んでるの⁈」
オーシャン「おっしゃる通りだ、だからサユキ殿は我をこの姿に変え、さっきの場所に出してくれたのじゃ」
キウシ「だとしたら、これは大変な事になるぞ」
アラン「この話しが本当なら、キウシ、早めに事態を解決しないと大変な事になるわ」
ミカン「でも…どうしてサユキが?」
キウシ「サユキはあの時…異空間にミライと消えてしまったはず…」
アラン「唯一、ミカンだけが無事に戻ってきたのよね…」
オーシャン「我はこれからどうすれば良いのだ?」
キウシ「もちろん手伝ってほしい、今の俺達だけじゃ事態は収まらない」
アラン「あなたの力を貸して」
オーシャン「了解した、我もあなた方の為にお力を貸そう」
キウシ「よし、では明日からいろいろと会議を行う。今日はゆっくり休んでくれ」
オーシャン「承知した」

ようやく完成w
次回をお楽しみに!