みちのく旅行記

みちのくです!仕事の休暇はよく旅してます!

カシオンと北星の物語 九州編2

九州編の投稿を完全に忘れていた(大汗) 
 では、どうぞ。 ある日の事であった、カシオンは会社で急にアランに呼び出されたのであった。 
何かな?と思いながらカシオンは社長室に向かった。 
 社長室ではアラン一人が待ち構えていた。 
カシオン「アランさん、何かありました?」
 アラン「カシオン、来たか。実はな…お前に少しの間、東海地方に転勤してくれないか?」 
 カシオン「え?!」
 アラン「あ、もちろんお前は悪くないぞ。無理を承知の上で言っているんだ」 
カシオン「えっと…何で東海地方なのですか?」
 アラン「今度の取引先が丁度愛知県なんだ。だか、そこの社長が中々俺たちの部下では口説けなくてな」
 アラン「お前はまだ入社して1年だが、出来ればお前に行ってほしい」
 カシオン「僕以外に他はいないのですか?」
 アラン「それがだな…俺たちの部下ではもう取引先の社長に諦めが見えていてな、行かせても無駄なだけだ。ならば、まだお前の方がまだ可能性があるから、俺はそれに賭けたい」
 アラン「もちろん、お前には北星の事情もあるから、無理なら無理と言ってくれ。」
 カシオン「では…少しだけ考えさせて下さい」
 アラン「あぁ、分かった」 カシオンの仕事は終わり、帰りの新幹線の車内で悩んでいた。 
 カシオン「うーん…」 
車掌「何か考え事ですか?」
 カシオン「あ、はい。ちょっと会社の事で」 
 車掌「そうですか」 
カシオン「あの、車掌さん」
 車掌「はい、何でしょうか?」
 カシオン「車掌さんは、こちらの九州に転勤になった時、何か不安に感じた事とかありましたか?」 
車掌「うーん…そうですね。最初はかなり不安でしたね。今まで会った事がない人ばっかりで、でもいつの間にか他人との関わりが出来たと言えばいいのでしょうか…」 
車掌「まあ、仕事慣れってものです」
 カシオン「そうですか…」 
車掌「もしかして、カシオンさんも転勤ですか?」 
カシオン「そうなのですが…ちょっと悩んでいたのです」 
車掌「でしたら、北星さんに相談したらどうですか?」 
 カシオン「北星に?」
 車掌「きっと悩みも解決しますよ?」
 カシオンは車掌の言葉を聞いて、北星に相談する事にしたのです。 
 カシオンが家に帰ると、北星が待っていました。
 北星「あ、カシオン。おかえり」
 カシオン「ただいま」 
カシオン「ねえ、北星。後で相談したい事があるから、部屋に来てくれない?」 
北星「相談?」
 北星も少し珍しそうにしながら、カシオンの部屋に向かうのでした。 
北星「カシオン、相談って何?」
 カシオン「実は今日…アランさんに取引先の東海地方に少しの間、転勤してくれないかって頼まれたんだ…」
 北星「え?!転勤?!」 
カシオン「あ、まだ行く訳じゃないよ?アランさんも無理を分かってでも僕に頼みたいらしいんだ」 
カシオン「アランさんは無理なら無理で良いと言っていたけど、どうしようか悩んでて…」
 北星「いいんじゃないかな?私はカシオンには仕事を頑張ってほしいから、アランさんの為にも行ってみたらどう?」
 カシオン「でも北星はどうするの?仕事があるのでしょ?」
 北星「仕事の方は上の人に相談してみるわ、出来れば明日までちょっと待っててくれない?」
 カシオン「う…うん。じゃあ明日また聞くよ」
 北星「それよりカシオン、まだ夕食食べてないわよ」 
カシオン「あ、そういえばそうだった…」 
北星「もうお腹も空いてるでしょ?早く食べましょうよ」
 カシオン「うん」

 次の日 &会社の社長室 

 アラン「もう少し待ってほしい?」
 カシオン「北星が、仕事の事で今日聞いてくるらしいので」
 アラン「それは構わないが…大丈夫なのか?北星に無理をかける事になるのじゃないのか?」 
カシオン「北星自身は、転勤には賛成らしいのですが、仕事の事を上の人に相談するそうなので…それで今日の夜にどうするのかを決めます」 
アラン「分かった。それと一応言うが、もし転勤しても、うちが所有してる家に泊まれるから、家計的な問題は無いと思うぞ」
 カシオン「そうですか、分かりました。」

 一方の北星は…。

 清掃員A「北星ちゃん、休憩入る?」
 北星「あ、はい」
 清掃員A「さっきの話したい事って?」 北星「あの…実は、カシオンがしばらく転勤になるそうで、私もここをしばらく離れないといけないのです」 
清掃員A「あら、そうだったの」 
北星「それで…仕事はどうすればいいのでしょうか?」
 清掃員A「転勤先はどこなの?」
 北星「東海地方です」
 清掃員A「それなら大丈夫、この仕事はバイトみたいなものだけど、どうしても仕事したいなら、東海地方にしばらく転属できない事もないわ」
 北星「そうなのですか?」
 清掃員A「カシオン君の正式な転勤の証明書があれば、転属って形で仕事は続けられるわ。東海地方で働く事になるけど…」 
北星「戻ってくる時はどうすればいいのですか?」
 清掃員A「多分証明書に転勤期間があるから、その期間が切れたらこっちに所属が戻るから大丈夫よ」
 北星「それなら安心ですね」
 清掃員A「東海地方の仕事はかなりキツイと思うけど、頑張りなさいよ」 
北星「はい!」 

 その夜…

 カシオン「転勤証明書?」 
北星「それがあれば、転勤期間の間は仕事の所属が転勤先に転属できるらしいの」
 カシオン「じゃあ、僕はアランさんに証明書を出してもらうように頼めばいいの?」 
北星「うん、それで私も仕事を続けていけるわ」 
カシオン「分かった!じゃあ明日アランさんに頼んでくるよ」
 北星「お願いね」 次の日 会社の社長室 アラン「どうだ?決まったのか?」
 カシオン「はい、行く事にします」
 アラン「そうか、じゃあ取引先の事を頼んだぞ」 
カシオン「あとアランさん、転勤の証明書を作ってくれませんか?北星の仕事の為に必要な物なので」 
アラン「分かった、明日までには作っておく」 
アラン「転勤の期間は1ヶ月だ、証明書にも書いておくが、あと転勤の際にかかる交通費もこちらで負担する、もちろん北星の分もだ」
 カシオン「いつから行けばいいですか?」
 アラン「明後日の朝には名古屋に向かってくれ、一応部下は待機させておく」
 カシオン「了解です」 
アラン「これでもし成功したら、お前は我が社のトップになれるだろう」

 その夜… 

 北星「こっちの準備はだいたい出来てるわ、証明書はどう?」
 カシオン「アランさんが明日までに作ってくれるって」 
 北星「分かったわ」 
カシオン「…この仕事が成功するとは思えないけど…やるだけやってみる」
 北星「頑張って、カシオン」

 九州編?ナニソレオイシイノ? そんなボケはスルーしましょう。 
はい、カシオンと北星の物語。 
まさかの東海地方への転勤、九州編全然関係ないとか言わないでね、作者が何も考えないで書いてるから変に物語が進んだりするんだ。
 さて、カシオンと北星、これからどうなるのか?
次回は九州編、東海地方での仕事を書いていきます。 
 ではっ!