みちのく旅行記

みちのくです!仕事の休暇はよく旅してます!

カシオンと北星の物語 九州編3

物語系に最近力を入れてますw 
では、どうぞ。 

 朝5:30 鹿児島中央駅 ホーム 

 カシオン「こんなに大きな荷物、新幹線の中に持っていけるかな…?」 
北星「寝台特急なら楽なのに」 
カシオン「今回はつばめで福岡、そこからのぞみに乗り換えて、名古屋へ行くよ」 
北星「やっぱりちょっと不安ね…」 
カシオン「仕事の転属はどうなったの?」 
北星「上司の人に証明書を見せたら、明日からしばらく東海地方に転属になるわ」 
カシオン「アランさんが、名古屋でムーンさんと言う人を探してくれって言われてるけど、どこにいるのかな…?」
 北星「着いた時に考えたら?」 
カシオン「それもそうだね」 
アナウンス「まもなく、つばめ1号博多行きが発車します」 
カシオン「よし、行こう」 
北星「うん」 

 新幹線 車内 

 車掌「ご乗車ありがとうございます、乗車券を拝見します…って、こんな時間は誰もいないかなw」 
カシオン「あ、車掌さん!」
 車掌「おぉ、これはカシオンさん、北星さんまで」 
北星「車掌さん、ご無沙汰してます」 
車掌「いよいよ転勤ですか?」 
カシオン「はい、明日から仕事が名古屋に転勤になるので、今日は朝一の新幹線で名古屋へ」 
 車掌「そうでしたか」 
カシオン「しばらくお別れですが、転勤が終わりましたらまた帰ってきます」 
車掌「分かりました。またお会い出来る日をお待ちしております」 
 博多駅 ホーム カシオン「あ、アランさん!」 
 アラン「カシオン、来たか」 
カシオン「アランさんがどうしてここに?」 
 アラン「一応見送りにな」 
北星「アランさん、お久しぶりです」 
アラン「北星さん、ご迷惑をかけたようで申し訳ない」
 北星「いえいえ、カシオンの仕事の為です。私もカシオンと一緒に東海地方で頑張ります」 
アラン「何か申し訳ないですね…」 
アラン「あ、そうだ。カシオン」 
カシオン「はい、何でしょうか?」 
アラン「実はその荷物の事で言うのを忘れててな」 
アラン「その荷物、全部こちらで預かって、東海地方に届けてやろうか?」 
カシオン「え?いいのですか?」 
アラン「先に荷物は届いてた方が後で便利だろ、遠慮するな」
 カシオン「ではお願いします」 
アラン「ほら、もうすぐ出発するぞ」
カシオン「では行ってきます」
アラン「頼んだぞ」 

 新幹線 車内 

 北星「カシオン、大丈夫?」 
カシオン「うん」 
北星「何か緊張してるから、ちょっと心配で」 
カシオン「アランさんの期待に応えられるかなと思ってね」 
その時であった…。
???「えっと、確かこの辺だな」 
北星「?(何?)」 
カシオン「?(誰だろう?)」 
???「車掌さん、この席ってどこ?」 
車掌「あ、この席はあちらでございます」 
 ???「ありがとう」 
 カシオン「座席が分からないみたいだったね」
北星「そうみたい」 
カシオン「はぁ…」 
 北星「大丈夫?」 
カシオン「やっぱり不安だな…」 
???「大丈夫か?」 
カシオン「え?」 
???「何か深刻そうな顔して、何かあったのか?」 
カシオン「いや…ちょっと転勤の事で悩んでいるので…」 
???「あ、あなたも転勤か!僕も同じく転勤なんだ」 
 北星「あなたも?」 
???「そう、確かムーンさんって人の管理下に転勤に…」 
カシオン「ちょっと待って!今ムーンさんって言った?!」 
???「そうだけど」 
カシオン「僕も同じだよ!」 
???「え?!まさか君も!?」 
北星「二人同じ場所に転勤?!」 
カシオン「僕は福岡からの転勤で」 
???「僕は神戸から」 
北星「場所は違うけど、何で二人も同じ場所に?」 
カシオン「よく分からないけど、アランさんの考えかな?」 
???「まあ、何がともあれ…僕らは同じ職場に行くのか…」 
カシオン「えっと…事故紹介した方がいいよね?」 

 カシオン「ちょっと待て?!おい、作者!!また漢字を間違えやがったな!!」 
作者「いや、お約束のパターンでしょ?」 
カシオン「そんなパターンはいらんわ!!」 
 では気を取り直して…。 

 カシオン「えっと…自己紹介した方がいいよね?」 
???「そうだね、同じ職場につく訳だし」  
カシオン「僕はカシオン、よろしく」 
???「僕は森岡(もりおか)、よろしく」 
カシオン「えっと、森岡さん」 
森岡「森岡でいいよ」 
カシオン「森岡はどうして転勤に?」 
森岡「僕は上司に、ある奴と協力して取引を成功させてくれって頼まれて…」 
カシオン「それが僕だった訳か…」 
カシオン「何か、不安も吹っ切れた!森岡に会って、取引も成功できそうに思えてきた」 
森岡「思ってる事は同じだよ、僕もそう思ってるよ!」 
 アナウンス「まもなく、名古屋です」 
森岡「じゃあ行こう」 
カシオン「僕らも行こう、北星」 
北星「うん」 

 名古屋駅 ホーム 

 アナウンス「名古屋、名古屋。ご乗車、ありがとうございます」 
カシオン「ムーンさんってどこにいるのかな?」 
森岡「それらしき人は見当たらない…」 
???「カシオンと森岡か?」 
カシオン「え?そうですが、あなたは?」 
???「僕はムーン、アランさんに頼まれてお二人を迎えに参りました」 
森岡「ムーンさん、ここに来る前から一つ気になっていたのですが」 
ムーン「何ですか?」 
森岡「上司からは取引と言われてましたが、具体的に何の取引なのですか?」 
カシオン「そう言えば、具体的に内容はこっちも聞いてないですね」 
ムーン「お二人を呼んだのは、取引先の交渉の為でもあるのですが、この東海地方にアランさんがもう一つ自社を建てようとしているのです」 
カシオン「もう一つの会社?」 
森岡「それは取引先と関係は?」 
ムーン「あります。その取引先との説得が上手くいけば、もう一つの会社を建てる事が出来ます」 
ムーン「その内容ですが…」 
カシオン「…」 
 森岡「…」 
ムーン「次回に持ち越しw」 
カシオン「…は?」 
森岡「えっと…何を?」 
ムーン「では、次回で会いましょう!」 
カシオン・森岡「勝手に終わらせないで!!!!」 

 はい、何か久しぶりのグチャグチャなオチですw 
名前の変更にミスがあれば言って下さい。 
 ではっ