みちのく旅行記

みちのくです!仕事の休暇はよく旅してます!

オリキャラ、「カシオン」と「北星」の物語18

停止してから一時間が経った。
電車はまだ動かない。
カシオン「遅いな、まだ時間がかかるのかな?」
北星「zZZ」
カシオンも待ちくたびれている時。
アナウンス「お客様に申し上げます」
アナウンス「人身事故の処理が完了したので、運転を再開します」
アナウンス「お急ぎの所、誠に申し訳ありませんでした」
すると、電車が動き出した。
カシオン「ようやく動いた」
北星「…あれ、電車動いたの?」
カシオン「うん、もうすぐ札幌に着くから支度するね」
北星「あ、私も手伝うよ!」
カシオン「いいよ、北星は休んでて」
北星「え…でも」
カシオン「大丈夫だって」
そんな事をしてる間に、札幌に到着した。



カシオン「帰ってきたあぁぁ!!!」
北星「でも…この後どうなるの?」
カシオン「え?」
北星「多分…私の親からいろいろ言われると思うよ…」
カシオン「大丈夫だって、僕が何とかするから」
そうして、カシオン達は北星の家に向かった。



北星の家に到着したが、家には誰もいなかった。
北星「あれ、お父さんもお母さんもいない」
カシオン「きっと出かけてるのだよ」
北星「ならいいけど。あ、お茶出すね」
カシオン「あ、ありがとう」
そうして一時間後、玄関の扉が開いた、北星の親が帰ってきたのだ。
北星の父「な…何でお前らが家に?!」
北星「当たり前でしょ、家に帰ってこなきゃ大変だって」
北星の母「それはそうだけど…」
北星の父「だか帰りの分の金は渡してないぞ、どうやって帰ってきたのだ?」
カシオン「いろいろとありまして…」そして北星の親にいろんな事を話した。
どうやって帰って来たのか、大阪で何があったのか。
北星の父「なるほど、そうだったのか」
カシオン「大阪では襲われたけど、何とか帰って来れました」
北星の母「それで、北星に怪我は?!」
北星「大丈夫よ、お母さん。カシオンが守ってくれたから」
北星の父「そうか、すまなかったなカシオン。こんな事に巻き込んでしまって」
カシオン「い…いえ、僕もいい経験になりました」
北星の母「本当にたくましい子ね」
北星の父「あぁ、昔を思い出すな」
北星の母「あの時はあなたが傷だらけになってまで私を守ってくれたもんね。そしてその時にあなたに惚れたのよ」
北星の父「おまえ…」
北星の母「あなた…」
(chu)
カシオン 北星「………//////」
北星の父「……おっと、いかんいかん。子供の前で見せる物じゃなかったな」
北星(この変態親父……そして変態ババァ……)
そんな事もあったいろいろと楽しんでいた。



そして、話はカシオンの話に変わった。
北星の母「カシオン、あなたは今年で就職するのよね?」
カシオン「はい、青森から九州に引っ越す事も決まりました」
北星の母「やっぱりね。さっきカシオンの実家から電話があって、引っ越しの話があるから戻って来いと言ってたわ」
北星「……ねえ、引っ越しって何…?聞いてないよ…」
カシオン「ごめん、北星。話さなくて、話すと止められると思ったから」
北星「…そんな……カシオン……行かないでよ……グス…グス…」
カシオン「な…泣かないでよ…」
北星の父「……カシオン、話がある。ちょっと来てくれ」
カシオン「……はい」
カシオン(お…怒られるのかな……?)


ここで確認をしておこう。
カシオンは就職が決まっていて、引っ越す事になっていた。
しかし北星はこの事を知らなかった。

つづく!!!