みちのく旅行記

みちのくです!仕事の休暇はよく旅してます!

オリキャラ、「カシオン」と「北星」の物語23

テスト終わりました^^
ではどうぞ。

カシオンの母「北星ちゃん!」
北星「は…はい!!」
カシオンの母「今からならまだ間に合うわ、急いで走って!!」
北星「え…えぇ?!」
北星「でも…私……」
カシオンの母「迷ってる暇は無いわよ!!」
カシオンの母「あなたはそれでいいの?カシオンに二度と会えないのよ!」
カシオンの母「カシオンはね、凄く優しい子だけど、他人の事を思う事が多いの」
カシオンの母「多分、北星ちゃんと会うと、カシオンは止められると思ったから携帯の電源も切ったのよ」
カシオンの母「それに、カシオンは今北星ちゃんに会いたいと思ってるわよ」
北星「で…でも……」
カシオンの母「後悔してからじゃ遅いわよ!あなたはカシオンの事が好きなのでしょ!!!」
北星「…………っ!!!」
ピッ
電話を切られた。
カシオンの母「……これで、よかったのよね…」



タッタッタッタッ
北星「ハァ…ハァ…」
北星(きっとカシオンは、あの場所に!!)




札幌駅 ホーム内
カシオン「……」
カシオン「あの時…上野駅で北星と会わなかったら、僕は変わってなかっただろうなぁ…」
カシオン(……北星、出来ればもう一度会いたい…)
???「カシオーーン!!!」
カシオン「え?」
北星「ハァ…ハァ…、ま…間に合った…」
カシオン「北星?!どうしてここに?!」
北星「カシオンのお母さんから全部聞いたわ。なんで電話を切ったのよ…」
カシオン「北星……」
北星「今日…引っ越しでしょ…」
カシオン「………」
北星「お仕事……頑張ってね…」
アナウンス「まもなく5番線から、寝台特急北斗星が発車します。ドアが閉まります。ご注意下さい」
北星「カシオン……元気でね!!」タッタッタ
カシオン「……っ!」
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札幌駅 改札口
北星「……カシオン」ポロポロ
北星「………」
北星「…………家に…帰ろう…」




北星の家
北星「………ただいま…」
北星の母「あら、北星!どうしたの?!」
北星「…何でもないよ…お母さん」
北星の母「で…でも!!」
北星「私…もう寝るね…」
そうして自分の部屋に戻った。


北星の部屋


北星「………」
北星「……うぅ…」ポロポロ
北星「これで……良かったのよね……」
北星「私……後悔なんてしてないから…」
北星「…………」





北星の家 リビング
北星の母「……」
北星の父「ただいま、どうしたのだ?」
北星の母「……北星がね…」
北星の父「カシオンの事だろ?」
北星の母「え…えぇ…」
北星の父「仕方がないさ。それがカシオンの選んだ道だ。俺達が落ち込んでいても、仕方がないさ」
北星の母「でも、北星は…」
北星の父「北星だって素直になれないのさ」
と、その時。
ピンポーン!
北星の母「こんな時間に…一体誰でしょう?」
ガチャ
カシオン「ハァ…ハァ…」フラフラ
北星の母「か…カシオン!!!」
カシオン「ほ…北星は…」フラフラ
北星の母「北星は寝てるわよ…」
カシオン「よ…よかった……」バタ
北星の母「ちょっと!カシオン?!」
北星の母「あなた!!カシオンが!」
北星の父「どうした?!」
北星の母「カシオンが急に倒れて…」
北星の父「どれどれ…」
北星の父「………」
北星の母「だ…大丈夫だよね…?」
北星の父「安心しろ。結構疲れて倒れたんだ。少し休ませれば良くなる」
北星の母「よかった…」
北星の父「とりあえず、中に運ぼう」
北星の母「えぇ」



つづく!!