遅くなって申し訳ない。
13話目です。
ではどうぞ。
北星「ねぇ…、弁当はどうする?」
カシオン「うーん…、何とも言えない」
北星「そう…」
夜中の2時、北星は寝たが…カシオンは…
カシオン「………はぁ…」
カシオン「僕って…北星に何にもしてあげられないな……」
カシオン「一番しっかりしなきゃいけないのは僕なのに……」
北星「zZZ」
カシオン「まだ北星は寝てるか……」
カシオン「眠れないな…、そこらへんを歩いてるか…」
カシオンはサロンデュノール車(サロンカー)にいった。
カシオン「…ん?誰かいる…」
そこにはアランが座ってた。
アラン「ん?君、こんな時間にどうしたんだい??」
カシオン「あ…いえ…そのー…」
アラン「何か困ってるのだな」
カシオン「は…はい……」
アラン「そうか、まあ座りな」
カシオン「あ…あのー」
アラン「ん?何だ??」
カシオン「あ…あなたは誰ですか?」
アラン「僕はアラン、今日はここで夜空を見てるのさ」
カシオン「そうなのですか…、僕はカシオンっていいます」
アラン「カシオンか、いい名前じゃないか」
カシオン「そんな事ないですよ、アランさん」
アラン「呼び捨てでいいよ、っで、何かあったのか?」
カシオン「はい……実は……」
カシオンは今までの事と今の状況をアランに話した。
アラン「なるほど、たとえ大阪に着いても、帰る事が出来ないのか」
カシオン「はい……」
カシオン「僕…北星を止めようと思ったのですけど…なかなか…言い出せなくて…」
アラン「もう戻る事もできないって事ね」
カシオン「はい……」
アラン「カシオン、どうしても戻りたいなら…考えてやってもいいぞ」
カシオン「…え?何をですか?」
アラン「それより問題は…、お前のその心の弱さだ」
アラン「ただ北星に優しくすればいいっていう問題じゃない」
アラン「今回…、もしカシオンが北星を早く止めていれば、こんな事にはならないだろ」
カシオン「う…うん…」
アラン「何で止めなかった?」
カシオン「………」
アラン「お前の弱い所は、心であって、勇気がないんだよ」
カシオン「ど…どうすればよくなるのですか?」
アラン「明日(今日)の朝、お前と北星で難波の近くで遊んでこい。」
カシオン「え…?遊ぶ?!」
アラン「そうだ、そして6時にまた大阪駅に来い。」
カシオン「よ…よく分からないけど、分かりました」
アラン「今日はもう遅いから、寝てきな」
カシオン「はい、分かりました。ありがとうございました。」
カシオン「あの人…一体何を…」
一方アランは…
アラン「もしもし、ラン」
ラン「アランさん、こんな時間にどうしたのですか?」
アラン「いいか、明日、難波にあいつらを呼んでくれ。もちろんお前もだ」
ラン「分かりました、しかし何をするのですか?」
アラン「詳しい事はまた話す。以上だ」
さて、どんな展開になるのか!!
つづく!!!