みちのく旅行記

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オリジナル物語「時空警備隊」 プロローグ

 

«余談»

 

この物語は元々、自分がまだ小5の頃にあるリア友と出会い、そして始まりは単なる廃墟と化した公衆電話の骨組みで遊んでた事が始まりだった。

その公衆電話の骨組みをタイムマシンと言い、ワープしたり戦ったりと子供ではありがちな妄想の物語を繰り広げていた。

それが僕らの「時空警備隊」なのだ。

 

それから15年、あの時集ったリア友達は散り散りになり時空警備隊の物語はとっくの昔に終わっている。

しかし、自分はそんな時空警備隊の形をどんな形でさえ残す為に、自分なりに時空警備隊の物語を続けている。

それは今も、これからも…。

 

«キャラ達の設定とは?»

 

人はそれぞれ自分のオリジナルのキャラというのが存在する。

無論作者自身にもオリジナルのキャラはいる。

かつてリア友達が集ってた時は、リア友のリーダーからは各自1人ずつオリジナルのキャラを持つように言われていた。

そしてそのキャラ達は自分の好きなアニメやゲームなど現代において存在する物から生み出されたキャラが多い。

例えば、リーダーは当時ロックマンにハマってた事もあって、自分のキャラ名はあのアニメでも有名だった「星川スバル」にしていた。もちろん、戦い方などもロックマンそのものだった。

そこに唯一ギャグ要素を入れ込むのを除けばまさにアニメそのものだった。

そして自分も何をオリジナルとして生み出すか迷っていたが、自分はシンプルなキャラを作り出した。

当時リア友達のキャラと被らない属性が1つだけ存在し、それが電気だった。

そこで電気を操り使いこなすキャラにしようと考えて生み出したのが作者の初代オリジナルキャラでもあり代理キャラでもある「佐藤キウシ」だ。

しかしキウシだけは作者のキャラで唯一元になったアニメやゲームが存在しない。

なので他のリア友のキャラと比べると特色というのが少ないキャラでもあった。しかし裏を返せば、元となってない事が新たな変化を取り込めるのに気づき、変幻自在なキャラとして次々と新しい技を取り込んだり、新しい力を身につけたりして、今のキウシは3つの力を持っている。

 

このように、何かを元にしてるキャラもいれば完全オリジナルを目指したキャラもいる。

なのでこの物語を読む上で注意してほしいのは、当たり前のようにゲームやアニメなどであったような事が出てくるが、それもこの物語の特徴として捉えて欲しい事だ。

当時のリーダーがそうだったように、その先の続く物語を作る作者も同じ思想をなるべく再現しているから。

 

«物語の読む上で»

 

初めに断っておくと、この物語はほぼチートの物語です。正直そんな簡単に事が進みすぎてはつまらないと思うかもしれないけど、これも時空警備隊の物語の特徴でもあるんです。

ただ、自分が続きを作った物語の中には、そこそこ悲しい結末を作った部分もあるので、何でもかんでも出来レースみたいにはなってない事を言える…はず。

なのでまあ、この物語はあまり深く考えずに、適当な気持ちで見ていてもらえると幸いです。

 

«時空警備隊の世界»

 

この物語の世界はなんと言ってもタイムマシンを使ったタイムスリップがメインです。

なので平気で今の時代には無いことを話したり、100年以上を飛び越える事が自然となります。

 

舞台となるのは2700年の日本で、時空警備隊は日本の国家機密組織として存在してます。

その理由である物語の歴史を紹介すると、2600年にタイムスリップ可能なタイムマシンが安価に販売されるようになり、1家に1台はタイムマシンを持ってるのが当たり前となっています。

しかし、タイムマシンを悪用して時代の流れを変えようとする者も数多くおり、最初でこそ警察で対応させようとしたが数が多すぎて対応出来ず、結果としてしばらくは野放しにしてしまう事になり、この時代を境に治安が大きく悪化してしまったのでした。

無論これは世界中で起きた問題だったので、各国はそれぞれ独自に解決を図り、日本は国家機密組織を設立して事態の収束を目指していました。

この時はまだ組織の名称は確定していませんが、所属してた人達からは仮名称として「タイムマシン」と呼ばれていました。

しかし設立当初は警察などの治安活動経験者を揃えるのがやっとで、すぐに事態の収束は出来なかった。

そして組織の関係者の中で、人間の遺伝子操作によって超能力を持たせる事が出来ないかと密かに実験が行われていた。

そしてその実験から十数年後に、遺伝子操作によって超能力を持った人間が産まれたのだった。

超能力を持った人間の力は絶大で、次第に日本でのタイムマシンによる悪事は大きく減少した。

しかし、遺伝子操作そのものは元々非道であり、それを行った事が同時に明るみに出て、その関係者達が処分された。

そして超能力を持った人間さえも処分しようと日本は動いたが、そもそも超能力を持っていては普通の人間が太刀打ち出来るはずもなく、最終手段として武力による拘束を行おうとしたが、呆気なく失敗。そして超能力を持つ人間は怒り、その力を使って政府を壊滅状態に陥らせて行方を眩ませた。

この事態を受けて、日本は対抗手段として非道と言われた遺伝子操作を一時的に承認し、新たな超能力者を生み出す事を組織に求めた。

それから様々な超能力者が生まれ、遺伝子操作の承認が終了した後も、その超能力者から産まれた子孫にも超能力が宿るのが発覚。この時に政府はその子孫を殺処分しようかと考えたが、前科で超能力者を怒らせた経緯があったのでその計画は白紙にし、超能力者は全て組織で育て、将来も組織に所属させるようにした。

そして次第に組織の戦力は自然と大きくなり、気づけばタイムマシンによる悪事はほぼ0に近い所まで収束していた。

しかし、世界中では日本と同様の事を行った結果、世界各地で超能力を持った人間が各地で出回るようになり、中にはそこから悪事をする超能力者も現れるようになっていきました。

そして気づけば超能力者同士による戦いにも発展していたのです。

この事態は日本でも同様に起きておりもはや収束不可能かと思われていたが、超能力者の間で産まれ、組織で育てられ新たに配置された若い6人がかけ離れた超能力を使って事態を大きく収束させていったのです。

そして日本はこの功績に、若い6人を軸とした組織の構築を行い、予算を大幅に増額した上で組織に名称を授けた。

その名は「時空警備隊」、そしてその中心に位置する若き戦士が「星川スバル」、「星川ダイキ」、「カブトマン」、「ココ」、「田代マン」、「佐藤キウシ」の6人だった。

その後、時空警備隊は更に躍進し、日本だけでなく世界中の事態収束を手助けし、世界の治安は少なからず安定の兆しを見せつつあった。

 

ここまでが時空警備隊の物語を読むのに最低限必要な歴史の知識ですね。

長いですし、よくここまで凝った設定を小学生の頃に作れたなと今でも思います。

しかしあくまで小学生の頃に作った設定はこの2700年だけの設定で、それ以外の時代の設定は作者が作ったものになります。

時代が変わる度にその歴史をある程度紹介しますけど、あくまでそういう世界線という事を思ってくれるだけで大丈夫です。

 

長々と続きましたが、これでプロローグは終わりです。

次からは本編に入りますけど、まあ気長に待ってて下さい。

ここから先は自分の作ったオリジナルキャラが続々と出て来ますし、何より話も長いので。

 

それではお楽しみに!